ドラびでお

缶バッチを買ったらDVDがついてきた

昨日、長崎市内のエアーズロックというハコであった「ドラとろん」のライブに行ってきた。いやぁ、すごいすごい(^_^)

ドラとろんとは、ドラムの一楽儀光さんと、nutronのYOSHITAKE EXPEさんのユニット。一楽さんは「ドラびでお」というDVDを製作、しかしながら著作権侵害名誉毀損猥褻物陳列罪、図画法違反等のDVDで考えられる法律すべてにパーフェクトに触れ、発売直前に絶版されてます(^_^;


その「ドラびでお」システムですが、Max/MSPのJitterを使用してました。ドラムにMIDI変換の機材を接続し、Jitterをドラムで制御。これが見事にドラムと映像がシンクロする。楽しくてしかたなかったです(^_^)
でも見ていて全然その仕組みが分からなかった...。ビデオを再生しているのですが、そのビデオの音とドラムの音がガッチリ合ってるし、ブレークの瞬間にビデオのキメの音がバチッと出るし、どうやってんだろ???と思いながら見てました。


終わった後に一楽さんと話が出来て謎が解けました。それぞれのタイコがビデオデッキで言うところの、再生、逆再生、早送り等のボタンになっていて、それで映像を制御しているとのこと。
それにしてもなんであんなに見事にシンクロするのか不思議で聞いてみたら、明解な答えが...。


「ドラムで飯食ってるんだから、それくらいは出来るよ」


恐れ入りました(^_^;;;
メディアアートって、こ難しかったり、妙にアカデミックだったりするけど、下世話で楽しい一楽さんの姿勢は正しいと思った。内容はここにはとても書けないけど(^_^;;


Max/MSPとJitterが欲しくなったけど、考えたら風立ADでも同じことが出来そう。僕も色々考えてみようっと(^_^)

あらためて必要なのは「センスとアイデア」だと思った夜でした。