スクラッチ

中央のデカい円盤がジョグになっていて映像と音をスクラッチできます。前述の通りかなり気持ちいい反応です。ジョグの右側の「HYPERJOG MODE」ボタンを押すと、ジョグを回した時の変化量が通常の2倍になります。これは音にくらべて映像は時間あたりの変化量が乏しいことをカバーする機能だそうです。CDJにこの機能がついているかどうか知りませんがスクラッチする際にはとても有効な機能だと思います。
クラッチ中はジョグの中央部のオンジョグディスプレイを見るとやりやすそうでした。ここにはキュー位置が赤く表示されるので、スクラッチする際にどこまで戻せばいいかが分かるようになっています。スクラッチDJがレコードにシールを貼るような感じです。
ちなみにパイオニアの製品はジョグは回転しません。テクニクスCDJターンテーブルのようにジョグが回転してレコードみたいになっています。これだとほんとにシールを貼ることでポイントを覚えられるようなのですが、ジョグを回転させることにより音質を犠牲にしているそうです。。。