再生スピードの調整

普通のターンテーブルのように「TEMPO」スライダーで再生スピードの調整が出来ます。このスライダーはレンジの変更が可能で±6%、±10%、±16%、WIDEの4つのモードで変更可能です。最大の時のモード名がWIDEになっているのはDVDの場合+70%から-100%までの変化量になるからです(プラス側は70%が限界でこれ以上は映像処理が追いつかなくなるそうです)。
再生スピードの微調整はジョグの外側の「PITCH BEND」ホイールを回転させることでも可能です。ターンテーブルで縁をさわって調整するのと同じ感覚です。
BPMの設定ですが、これはDVDの音による自動検出のみで、タップなどはついてません。これは非常に残念なのですが、外部の音やタップによりBPMを設定することが出来ません。つまり映像の再生スピードは「TEMPO」スライダーでしか調整出来ないので、DVJをスクラッチではなく、単にDVDプレイヤーとして使う際に、DJさんのレコードのテンポに合わせるのはちょっとコツが要りそうです。
僕的にはタップでBPMを設定できて、そのBPMで映像が再生されるとバッチリ合わせられると思ったのですが...。