バボカメラ

バボカメラを風立ADで再現

僕はあまりスポーツ中継は見ないんだけど、この3連休はゴルフやら大リーグやらバレーボールやら色々見た。カオル姫は可愛いなぁ...とかそういう視点だけで見ていたワケではなく(^_^;;、カメラワークなんかを気にして見てた。バレーボールはクレーンも使っていてかなり面白かった。

中でも「バボカメラ」とか言う画面を4分割して別々の映像をひとつに出すのが気になった。Tさんのブログを読んで分かったんだけど、これってガンダムの手法(^_^)。確かにあったな、こういうの。あと市川昆の横溝映画でも、衝撃の発言があった時にその場にいる全員の表情を分割で捉えるとか、「ファントム・オブ・パラダイス」の舞台爆破シーンも別視点の分割とか使われていた。


「バボカメラ」は明らかにガンダムに近いんだけど、中継映像でVJする時に使えるのではないかと思い、風立ADで出来ないかやってみた。


で、出来たのが「今日の写真」。割れ方がちょっと違うんだけど、作り方は分かった。
最初、シェーダーの設定で出来ないかと試行錯誤したけど、うまくいかなかった。カメラ映像にマスクをかぶせて、それを4つ重ねれば出来るはずなんだけど、クロマキーを使うと抜ける箇所がうまく設定出来ず無理だった。


そこで思いついたのが、ミキサーを多段構成にしたフローを使う方法。4枚のマスク用の画像を準備して、ミキサーでマスクをかけて、同時に出力すれば「バボカメラ」的な画面が作れた。ほほほ。


あとは4つの画面がそれぞれスライドインしてくるようにして、中央に「SET POINT!!」とか出せるようにすれば完璧(^_^)。


今回はムービーを再生するレンダーを使用してテストしてみたけど、これを中継カメラにすればVJでも「バボカメラ」でいける。が、問題はFireware接続出来るカメラが4台必要なこと....(-_-;;;。