まとめて1週間

先週の土日はシーボルト大学で「ピースな映像祭」。今年で3回目なんだけど初参加。イベントの進め方などどうかと思うところもあったけど、まぁ大学生主催の祭りってことで(^_^;。
短編映画のコンペはあまり面白くなかった。中野裕之監督が言っていたけど「ブログ的」なんだな。ちまちました感情描写に走ってしまう作品が多くてつまらなかった。今の時代、DVカメラとパソコンさえあれば短編映像は作れてしまうワケで、つまりは誰だって作れる。要は「アイデアとセンス」が大切ってこと。

1日目に上映された「ヘアスタイル」。短編オムニバス。主役の女の子が可愛い。「おさげの本棚」のいじけた男がおかしかった。アフロはちょっと...(-_-;;;

2日目は中野裕之監督「RE:サイクル」と三木聡監督「亀は意外と早く泳ぐ」。中野作品は「リサイクル」の話じゃなくて「サイクル」の話。中野監督はとってもいい人らしい印象。構想中の作品の話など面白かっかった。

で、「亀は意外と早く泳ぐ」。最高に面白かった(^_^)。小ネタを重ねて、重ねて、また重ねて。それが映画になっている。試写の時に評論家に「こんなの映画じゃない」とこき下ろされてらしいけど、本人いわく「映画作っているんじゃなくて、僕はコントを作ってるから」とのこと。痛快。「亀にエサをやるのも『スパイ活動』の一環だと思うと違って感じる」ってのは、この意味のない映画でちょっと深いと思った(^_^;。本人の話も可笑しくて、すごく楽しかった。


ウィークデーはサイテイ。淀んだ状態で1週間。むーん。